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またまた大雪の予感

またまた大雪の予感_c0148921_1645547.jpg昨年に引き続き、またまた大雪のようです。あまりの雪の多さに、毎日うんざりしております。写真を撮る余裕なんぞもありません。体力の限界につき閉店ガラガラ状態です。
そして、あぁ!やっと今日晴れました。久しぶりの青空と陽の光に一息つきました。
野も山も雪に埋まり、本当にさみしい風景も、青空のもとでは風景としては味気ない電柱さえも、神々しく見えるのはなぜでしょうか。太陽は偉大です。
この天気がしばらく続いてくれればいいのですが、予報を見るとそのうちまた寒気団が迫っているようで・・・。まだ一月だもんなぁ。しょうがないか・・・。

# by kinokogoya | 2012-01-20 16:32 | 風景  

雪景色の柿


雪景色の柿_c0148921_11472484.jpg雪の季節がやってきました。昨年の大雪のことを思うと本当に辛い季節です。
とは言っても、降り始めの景色と言うものはきれいなものです。それまで何気なかった風景が、とても輝いて見えるようになります。いったん降り始めるとなかなか太陽を拝むことさえ出来なくなりますが、この時期は雪、晴れ、雪、晴れを繰り返し見事な風景に息をのみます。思わずカメラを向ける日々です。
柿がなっています。たわわの実をつけそこに雪が降りました。
私の生まれた九州の山奥では、柿はどの家にも植えてあり、秋になると学校帰りなんかによく食べたものです。間違って渋柿なんぞをかじることもしばしば。通いなれた通学路の途中のどの柿が甘く、どの柿が渋柿かをみんなよく知っており、腹が減っているわけでもないのにとりあえず食べておりました。もちろん他人の家の柿なのですが、そう怒られた記憶もありません。まぁ、どこにもあったのでそこら辺はおおらかだったのでしょう。
柿は田舎の田園風景によくあいます。ところが私の今住む秋田の山奥には、柿があまりありません。たまに見つけてもほとんどが渋柿で、直接木からもいで食べる、などと言うことが出来ません。ですから柿はほとんどが干し柿にします。甘い柿は買ってくるよりないのです。そこここの柿を、むやみやたらに食べていた私にとって、買ってまで食べようとは思いません。えっ?こんなんに金出すの?みたいな感覚です。
手間のかかる干し柿も、今は作るところが少なくなたようで、雪が降ってもたわわになった実が雪の中で輝いています。
今の子供たちはこんな田舎でも世界中の果物を食べる環境にあって、昔から日本にあるこういう味を忘れてゆくんでしょうね。淋しい限りです。

# by kinokogoya | 2011-12-10 15:10 | 風景  

栗駒の紅葉

栗駒の紅葉_c0148921_12115618.jpg
残暑が厳しく、なかなか秋が訪れない。春先から少しずつ季節がスライドしているようです。
10月の声を聞くと、栗駒では紅葉の季節。だいたいピークが10月の10日前後なのですが、今年はかなりずれこむのではないかと、関係者は皆思っていたのでありましたが・・・
おおっと!紅葉だ!ほぼ例年通りの時期に始まりましたぞ。暑い暑い夏とその後の残暑で今年の紅葉は期待薄、だったのですが、ホレ!どんなもんじゃ!見事に赤く染まったこの風景の、どこにケチをつける必要がありますか。この景色を見ずに死んでたまるか!ぜひぜひ皆様もお越しください。栗駒サイコー!

# by kinokogoya | 2011-10-16 12:01 | 風景  

女郎蜘蛛


近頃森の中をさまようと、ジョロウグモの巣があちらこちらに張り巡らされている。私のように、あっちむいちゃキョロキョロ、こっち向いちゃキョロキョロしていると、顔にベッタリと蜘蛛の巣を受けることになる。
蜘蛛も種類は多く、それぞれが特徴のある巣を作るので見ていて楽しい。ただ顔や手にまとわりつくと厄介だ。特に大型のジョロウグモやオニグモなどは本当に困る。釣りをしている時に道糸にクモの巣が絡むと、仕掛けごと作りなおさなければならなくなることさえある。
まぁ彼らにしてみれば、人間様の邪魔をしようと巣を張っているわけではないので、文句のつけようもないが。
さて日本の蜘蛛の中でも、このジョロウグモの美しさと言ったらない。この色、艶、形、文句のつけようもないほど完璧だ。蜘蛛を嫌う人は多いが、彼らは何も悪さをしない。それどころか蚊やアブ、ブユなど人間に迷惑かける昆虫をパクパク捕って食べてくれる頼もしい奴なのだ。もっと愛の手を差し伸べてもいいんじゃない。
女郎蜘蛛_c0148921_102972.jpg

# by kinokogoya | 2011-09-16 18:10 | 昆虫  

オオカマキリの狩り

オオカマキリの狩り_c0148921_958128.jpg家の前の垣根にオオカマキリがおります。たいして珍しくもないのですがファインダーを覗いていると、どうやら何かを狙っているような仕草。
その下方に目をやりますと、おお!きれいなエゾゼミがおります。えっ?まさか、こんな大きな獲物を狙っているのでしょうか?
しばらく見ていると、エゾゼミはノソノソとカマキリの方へよじ登ってゆきます。まるで魅せられたかのように、真っすぐにカマキリの方へ吸い寄せられております。やがてカマキリの射程圏に入りました。
次の瞬間!ガバッ!
セミも激しく暴れます。ここまで来ると私の興味は、この大きな獲物をカマキリがどう調理してゆくのか、この一点に絞られました。
オオカマキリの狩り_c0148921_9583499.jpgドキドキしながらカメラを構えます。しっかり鎌で捕えていますが、敵もさる者羽をばたつかせ、カマキリごと宙に飛んでいきそうな勢い。無表情なカマキリもちょっと焦っている。エゾゼミの羽音がブンブンと聞こえる。さーカマキリどうする。次の一手をどうする?どうやって抑え込むんだ!!!
おっと!ここで深く鎌を握りなおしているぞ、力が入る。そしてもう一度!あっ?あっ?
逃がしちゃったよ。逃げちゃったよ。
やっぱりアンタには分不相応な獲物だったんだよ。哀れカマキリ首をかしげ「おやっ?」と照れていた。オオカマキリの狩り_c0148921_959611.jpg

# by kinokogoya | 2011-08-31 15:30 | 昆虫